
従業員20名前後の経営者と話す機会があると必ず聞くのはこの質問。
「PRってなんだと思いますか?」
「PRのPはなんの頭文字でしょうか?」
多い答えは、「広告で広く知られるための宣伝活動」
PRのPは「propaganda(プロパガンダ)のP」「promotion(プロモーション)のP」、
また結構本気で「プレスリリースの略でしょ?」という方もいます。
確かに・・笑

実はPRはpublic relations(パブリックリレーションズ)の略なんです。
だから直訳すると社会とのつながりという意味です。
だから広告・宣伝(Advertisement)とは異なる本質を持っています。
PR(Public Relations)と広告は、どちらも企業やブランドがメッセージを伝えるための手法ですが、それぞれのアプローチや目的は異なります。
以下に、それぞれの違いを詳しく説明しますね。
PR(Public Relations)
目的
PRの主な目的は、企業やブランドのイメージや信頼性を向上させることです。
PR活動を通じて、メディアや一般の人々との良好な関係を築き、ポジティブな情報を発信します。
アプローチ
PRは、ニュースリリース、メディアイベント、パブリシティ、ソーシャルメディアの活用などを通じて、情報を伝える手法です。
これらの活動は主に無料で行われ、第三者(メディアなど)を介して情報が広まることが多いです。
そうなんです。
PR代理店の主な活動は、テレビや新聞などに情報として
いかに興味を持ってもらい
どうやって記事化してもらうのか、
番組内に取り上げてもらうのか
です。

信頼性
PRは、第三者の評価や報道を通じて情報が伝わるため、消費者からの信頼度が高いです。メディアに取り上げられることで、信頼性が向上します。
広告
目的
広告の主な目的は、製品やサービスの販売を促進することです。広告は直接的に消費者に対してメッセージを伝え、行動を促すことを目指しています。
アプローチ
広告は、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネット、ソーシャルメディアなどの有料のメディアチャネルを使用します。企業が広告スペースを購入し、自社のメッセージをコントロールして伝えることができます。
そうなんです。
お金がさえあれば、自由自在に、出したいように、出したいタイミングで出せる のが広告です。
信頼性
広告は、企業自身がメッセージを発信するため、信頼性がPRに比べて低いと見なされることがあります。しかし、創造的な広告キャンペーンやインフルエンサーマーケティングを通じて、消費者の関心を引きつけることが可能です。
まとめ
PRは企業やブランドのイメージ向上と信頼性の向上を目的とし、第三者を介して情報が伝わるため、信頼性が高いとされています。一方、広告は製品やサービスの販売を促進することを目的としており、有料のメディアチャネルを使用して企業自身がメッセージをコントロールします。
PRの目標はブランド価値の向上。
広告の目標は売上数字を上げること。
とはいえ、ブランドの価値の向上によって、当然売り上げに寄与することは自然な流れです。
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